金魚は、鮒(フナ)の変異改良種の魚です。
金魚の先祖(原種)は中国の鮒(チイ)と言う
緋鮒(ヒブナ)のギベリオブナです。
書籍の歴史的分析から日本に伝来したのは
ポルトガルと貿易がさかんだったころで
出島から日本へ伝来したと言われています。
伝来はしたものの最初は金魚はさかんに飼育されていませんでした。
江戸時代になり将軍や豪商人が金魚を趣味で育てるようになります。
最初の頃は金魚の値段は250両(現在の価格では1両10万円)でした。
そして江戸の武士が副業で金魚を繁殖させるようになります。
それから金魚の価格は安くなり一般人が買える値段になりました。
現在では金魚愛好会、保存会、養殖場により、
多種の改良品種の金魚が繁殖されています。